「オリンピック・パラリンピックTOKYO2020」

本来ならば2020年に開催される予定だった今大会。

１年延期になり、2021年に開催されると決定したけど

誰もが不安しかなかったと思います。

本当に開催されるのか？

開催しても大丈夫なのか？

海外から選手は参加してくれるのか？

私は個人的に１年延期では

足りないのではないか？

と思っていました。

それは選手にとっての気持ちを考えると

そう言い切ってよいのかも

分かりませんでしたが。

それでもギリギリになって

開催されることが決まり

私たちネイルトレーナーも希望者のみ

選手村での施術に入れることになりました。

もちろん周囲からも「大丈夫なの？」

とは言われました。

でも私も2013年に東京が開催地と

決まったときから

ずっと何かに携わりたい、と思っていて。

ネイルトレーナーの資格を取得し

地道に活動を重ね、スポーツをする人の

爪のサポートをしてきました。

そんな想いの中での

選手村ヘアサロン内ネイルコーナーでの

ネイルトレーナーとしての仕事が

とても楽しみになっていきました。

選手村の事前見学にもいかせていただき

自分たちの仕事場所を含め、施設を確認した日は

快晴でとっても暑い日でした。

1年前には出来ていた木目の施設も

風雨にさらされ、味のある色味に変わっていて

この１年間の色々なことも思い出されました。

それでも私はこれから起こるであろう

キラキラ、ワクワクを感じていたことを

覚えています。

選手村は都営大江戸線の勝どき駅から

徒歩15分程度のところにありました。

地下鉄内からボランティアの

青のユニフォームを着用した方々をみかけて

いよいよ始まるんだなと開村日に向かいました。

私たちヘアサロンクルーはそれぞれの団体で

決まった服装となっていて

ネイルトレーナーは白のポロシャツに

黒いパンツスタイルだったんです。

オリパラのロゴマークの入ったポロシャツを

私も購入して準備万端でした！

つづく。

アスリートネイルトレーナー

篠原恵理